
企業活動においてAIの重要性が高まる中、業務効率化や生産性向上を目的としたAI活用への期待が高まっています。一方で、「社内情報が漏えいしないか」「AIに入力したデータは安全なのか」といった、セキュリティやプライバシーに関する不安を感じる企業も少なくありません。
AIは大量のデータをもとに機能するため、こうした懸念が生じるのは自然なことです。
アーキエックスでは、こうした不安に対し、AIの仕組みを 「学習(Training)」 と 「推論(Inference)」 の2つのプロセスに分けて整理し、安心して使えるAI設計を採用しています。
・個人情報を守るデータの取り扱い
入力された情報は、回答を作成するための推論(Inference)処理のみに使用されます。AIの学習や公開データとして利用されることもありません。
・人を支えるためのAI設計
アーキエックスのAIは、人の仕事を奪うためのものではなく、人の判断や創造性を支え、業務の質を高めるためのAIとして設計されています。
AIを安全に業務へ導入するためには、情報の取り扱いを「学習」と「推論」の2つに分けて理解することが重要です。
AIは人間と同じように、膨大な例題(データ)を通じてパターンを学びます。
仕組み: 「空の部屋にはこう椅子を置く」といった膨大な画像や知識をあらかじめ読み込み、判断基準を構築します。
ArchiXの工夫: 業界最先端のモデルを組み合わせ、実務に必要な学習はすべて導入前に完了させています。これにより、利用者が現場の機密データを「教育用」に提供する必要がありません。
利用者が入力したデータをもとに、AIが回答を導き出す工程を「推論」と呼びます。
他社AIとの違い: 一般的なAIは、推論に使ったデータ(入力内容)をそのまま「次の学習」に再利用し、AI自体をカスタマイズしていくことがあります。自分が入力した情報もAIに記憶されてしまい、「公開前の情報が外部に漏れてしまうのではないか」「他社や第三者に利用されてしまうのではないか」といった不安を感じる原因になっています。
ArchiXの設計: 入力されたデータは回答を生成する「推論」のみに使用されます。処理が終わればデータは消去され、AIの知識として記憶(再学習)されることはありません。
ArchiXは「すでに完成された知能(学習済みモデル)」を使い、「その場限りの計算(推論)」を行うツールです。ユーザーが入力した図面や機密情報がAIの情報ソースとなって他社への回答に混ざるようなことは、構造上起こり得ません。データの主導権は、常ユーザーの元にある構造になっています。
アーキエックスを制作・運用しているアクチュアル株式会社は、創業当初からテクノロジー企業の在り方そのものを再定義することを目指してきました。私たちが大切にしているのは、技術は人間を置き換えるものではなく、人間の能力を拡張するためのものという考え方です。
AIは、創造性と可能性を広げるためのツールです。「高度な作業へのハードルを下げることで、より多くの人が本来の力を発揮できるようにする」それが私たちの目指す姿です。そのため、アクチュアル株式会社ではプライバシー保護を後付けにせず、設計段階から組み込む「プライバシー・バイ・デザイン」を採用しています。
私たちは単なるソフトウェアではなく、画面の向こうにいる“人”を尊重するツールをつくっています。
AIの急速な進化は、必ずしも個人や企業のセキュリティを犠牲にする必要はありません。私たちは、ユーザーが無条件に信頼できるツールこそが、最も強力なテクノロジーであると考えています。
推論を中心とした設計により、ArchiXは創造性と生産性を高める強力なパートナーでありながら、データの主導権を常にユーザーの手元に残します。
私たちの目標は、データを集めて利益を得ることではありません。人々をエンパワーすることで、未来を切り拓くことが、アーキエックスの目指すAIのあり方です。
