What's new 【9/15 13:00-オンラインセミナー】建築パース生成AIとは?ArchiXの活用事例&リアルなパース生成例をご紹介 【9/15 13:00-オンラインセミナー】建築パース生成AIとは?ArchiXの活用事例&リアルなパース生成例をご紹介 一覧を見る
【活用事例】 大成建設株式会社様 | 年間500件の建物診断 を「改修受注」へ繋げる。全国の支店と連携し、提案活動を支える本社リニューアル本部のAI活用戦略。
2026.09.02 · 1 min read

【活用事例】 大成建設株式会社様 | 年間500件の建物診断 を「改修受注」へ繋げる。全国の支店と連携し、提案活動を支える本社リニューアル本部のAI活用戦略。

A
ArchiX 編集部
Product · Marketing

ArchiX(アーキエックス)を利用することで建築の未来がどう変わるのかをユーザーに聞く本企画。今回は、大成建設株式会社リニューアル本部の皆様に、全国から寄せられる改修ニーズに対し、ArchiXを活用してイメージパース作成の効率化や提案力向上を実現し、DXを推進している取り組みについて伺いました。

会社名 大成建設株式会社
URL https://www.taisei.co.jp/
担当者名 リニューアル本部 加藤 昌嗣 様、中澤 詩佐子 様

ArchiX 導入の背景と効果

導入前の課題

  • 外注によるコスト負担

    リニューアル提案を行う際、既存の図面や現地調査データをもとに協力会社へ3Dパースの制作を依頼していましたが、提案段階(受注前)であっても制作費が発生するため、初期のコストと工数がかかってしまう点が課題だった。

  • 提案までに時間がかかる

    写真撮影や図面の整理、外注への依頼、修正対応など、提案までに複数の工程を踏む必要があったため、初回提案までに時間がかかってしまい、スピーディーな提案が難しい状況だった。

  • イメージ共有の難しさ

    完成イメージを具体的に伝えるための手段が限られていたため、お客様が改修後の空間を具体的にイメージしづらいケースが発生していた。

ArchiX導入後の効果

  • 写真から即座にリニューアル案を作成

    現地写真を活用して高品質なイメージパースを短時間で生成できるようになり、外部の制作会社に依頼することなく、自社で提案資料を作成できるようになった。

  • 提案スピードが大幅向上

    初回提案の作成期間を大幅に短縮することに成功し、「こんな空間に変えてみませんか?」というアイデアをお客様へ素早く提示できるようになった。

  • 受注につながる提案力を強化

    導入から4か月で20物件・計44枚のパースを作成し、お客様からの評価も高く、実際の改修工事の受注に直結するケースが生まれている。

建物の診断結果から具体的な提案へ。全国の支店と連携し、
具体的な改修提案までを円滑につなぐ本社リニューアル本部の取り組み

── まず、お二人が所属されている「リニューアル本部」の役割を教えてください。

加藤様: 私たちの部署は、当社のリニューアル事業の推進・拡大を担っています。北海道から沖縄まで全国に元施工物件があり、年間合わせて500件ほどの建物診断を行っています。そこから古くなった箇所の改修など、本社でお客様への具体的なリニューアル提案書を作成しています。

中澤様: 私はその提案に必要な資料作成を担当しています。CADやPowerPointに加え、現在はArchiXやChatGPTなどのAIツールを活用し、お客様への提案書を作成しています。

協力会社や外注への依頼による
「時間」と「コスト」削減が大きな課題だった

── ArchiX導入前は、どのような課題を抱えていたのでしょうか?

加藤様: リニューアル本部内にはデザイナーがいないため、以前はビジュアル制作を協力会社や、外注先へ依頼する必要がありました。

例えば、トイレやオフィスのリニューアル提案を作る場合、まず既存の平面図を用意し、現地調査で写真や点群データを撮り、それをもとに外注先へ3D制作を依頼します。しかし、この段階ではあくまで「提案」であり、受注につながるかは不透明です。そのため、この段階での制作に多くの時間とコストがかかってしまうことが大きな課題でした。

「写真撮影し、リニューアル後のイメージを生成」
ワークフローの変化で、ファーストコンタクトの提案が一気に加速

── 課題に対して、ArchiXをどのように活用し始めたのでしょうか?

加藤様: 外部に依頼することなく、時間とコストを削減したいという想いの中で、導入したのがArchiXでした。

私たちは、リニューアルしたい場所の写真をベースにイメージパースを作成する「写真からの提案」に着目して活用を始めました。試してみたところ、非常にクオリティの高いパースが驚くほど簡単に出来上がりました。

お客様への初期提案として、「こんな風に変えてみませんか」とArchiXで生成したイメージを提示しています。

今では本社のリニューアル本部だけで、導入してから4ヶ月で、すでに20物件・44枚ものパースを作成しています。このスピード感のある事前提案はお客様からも非常に良い評判をいただいておりまして、実際の改修工事の受注につながる手応えを感じています。実際にオフィス物件の給湯室の提案をした際に、現地の女性社員の方が「これ作りたい!」と凄く喜んでくださって、社内でも新たな取り組みが成果になっています。

ArchiXで作成したオフィスのリニューアルイメージ
ArchiXで作成した屋上のリニューアルイメージ

本社からの発信がきっかけとなり、
全国のリニューアル従事者へAI活用が拡大へ

── 貴社は全社的にDX推進に注力されているそうですが、リニューアル事業での広がりはいかがですか?

加藤様: 会社全体では、新築工事を中心にBIMやAIの活用が進み、生産性向上に向けた取り組みが進められていましたが、リニューアル事業はこれまであまり注目されていませんでした。

しかし、本社から全国の支店へ、ArchiXを使った提案を発信したことが大きなきっかけとなり、リニューアル事業においてもAI活用への関心が高まりました。現在ではその認知が広がりつつあり、「自分たちでも導入したい」といった声が上がっています。

設計知識のないメンバーでも、クオリティの高いデザインが可能に

── 社内では、どのような体制でデザイン制作が行われているのでしょうか?

中澤様: 私は他の業務もあるので、実は今、まったく建築や設計の知識がないメンバーにもArchiXを使ってもらっています。

最初は慣れが必要ですが、ある程度コツを掴んで、ベースとなる設定や生成パターンを作ってしまえば、あとはプロンプトで指示を出すだけで、簡単にイメージを作れるようになります。今では、一部のパース作成を任せています。設計の経験のない人が作ったとは思えないデザインが何パターンも上がってくるので、私自身も助かっています。

ツールごとの特性を見極めた「ArchiX」と「ChatGPT」の使い分け

── ChatGPTも併用されているとのことですが、どのように使い分けていらっしゃいますか?

中澤様: 直近でもArchiXとChatGPTの画像生成を活用してお客様へのリニューアル提案に活用していますが、使っていくうちにそれぞれの特性や活用方法が見えてきました。

ArchiXは、要望を反映したイメージを作成しやすく、提案業務において非常に役立っています。また、大胆なイメージチェンジや、提案内容をブラッシュアップする際にはChatGPTをアイデア出しとして併用しています。

このようにArchiXを中心に活用しながら、用途に応じて他の画像生成AIを取り入れ、より多様で、質の高い提案書の作成につなげています。今後もこうした取り組みを続けながら、お客様にとって価値のある提案を追求していきたいです。

企業概要

大成建設株式会社 ロゴ

大成建設株式会社は、「地図に残る仕事。」を掲げる総合建設会社。リニューアル本部は、既存建物の価値向上を実現する「ストックビジネス」の要。年間500件の建物診断という膨大なデータをベースに、最新AI技術を活用した次世代の提案型リニューアルを牽引している。

所在地 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号
事業内容 建築・土木工事、不動産開発、リニューアル事業ほか
加藤 昌嗣 様

リニューアル本部にて、全国の建物診断とリニューアル提案の推進・拡大を担う。ArchiXを活用した「写真からの提案」により、提案スピードと受注につながる提案力の向上を牽引している。

中澤 詩佐子 様

リニューアル本部にて、お客様への提案書作成を担当。ArchiXやChatGPTなどのAIツールを活用し、設計知識のないメンバーでも高品質なイメージパースを作成できる体制づくりを進めている。

デモのご予約