安全な運用のために皆様が気をつけるべきポイント
ArchiXでは、皆様に安心してAIをご活用いただけるよう、通信・保存データの暗号化(AES-256/TLS)や日本国内リージョン(AWS東京)でのデータ管理、入力データのAI学習不利用など、厳重なセキュリティ基盤を整えています。
システム側のセキュリティが強固であっても、ツールを活用するお客様自身での適切な管理がなければ、漏洩や権利トラブルのリスクを完全にゼロにすることはできません。
本記事では、お客様自身が運用面で気をつけるべき注意点と、企業の要件に合わせてさらにセキュリティを強化できるカスタマイズ機能について解説します。
ArchiXを使う上で「皆様が気をつけるべき注意点」
ArchiXを安全・適切に運用するために、以下の4つのポイントをチェックして運用ルールを整備してください。
アカウント・ログイン情報の厳重な管理
- パスワードの使い回し禁止・第三者共有の禁止:ログインID・パスワードの貸与や譲渡は規約で禁止されています。
- アカウント権限の管理・更新:担当者の異動や退職が発生した際は、即座にアカウントの管理状況を確認してください。設定から、メールアドレスを変更することも可能です。
アップロード・入力するデータの権利・コンプライアンス確認
- 第三者の権利侵害防止:アップロードする画像や図面、音声等のデータについての責任はお客様にあります。他者の著作権、商標権、肖像権等を侵害する素材を無断で入力しないよう注意が必要です。
- 機密情報・個人情報の取り扱い:議事録機能やチャット機能などを利用する際、関係者の同意を得ていない不要な個人情報や極めて重要な秘密情報の入力は避けるか、適切な処理を行ってください。
生成物の法的リスク確認とファクトチェック
- 類似性・意匠権などの確認:生成AIの特性上、生成されたパースやデザインが既存の建築物・デザインに酷似する場合があります。施主への提案やWeb掲載などの商用利用時には、権利侵害がないかお客様自身で最終確認を行ってください。
- 正確性の検証:AIが生成したテキストや構造・寸法などは必ずしも100%正確ではありません。重要な提案に関わる内容については、人によるファクトチェックを行ってください。
チーム内でのアクセス・共有範囲の設定
- マイプロジェクトやアセットの運用:ArchiXでは、プロジェクトをチーム内で共有することが可能です。ファイルのの共有範囲をチーム内で認識・設定し、関係者以外が不要なデータにアクセスできないようガイドラインを定めて運用してください。
カスタマイズで「より強固なエンタープライズグレードのセキュリティ」を構築
「自社のセキュリティポリシーが厳しい」「大規模な組織で統一的な管理を行いたい」といった企業様向けに、ArchiXではエンタープライズプランによるカスタム対応・高度なセキュリティオプションをご用意しています。組織全体を守る4つの標準高度セキュリティ機能は以下の通りです。
二段階認証(2FA)
TOTP(認証アプリ)やSMSによるワンタイムコード要求を設定可能。パスワード漏洩時の不正アクセスを防止します。
IPアドレス制限
CIDR単位でオフィスのIPアドレスや指定VPNからのアクセスのみ許可。社外からの不正アクセスを根本的にブロックします。
シングルサインオン(SSO)
Okta、Azure AD(Entra ID)、Google Workspaceなどの主要IdP(IDプロバイダー)と連携(OIDC / SAML対応)。オンボーディングや退職処理を一元管理できます。
生成ログ共有 / 監査
すべての生成履歴・編集履歴をチーム単位で保存し、CSV形式でエクスポート可能。コンプライアンス監査や情報開示に迅速に対応できます。
さらに厳格なセキュリティレベルを求める企業様向けに、専用サーバーの構築、独自モデルの運用、API連携などのカスタム構成にも対応しています。
安心して使えるAIは、システムと運用の両輪でつくられます。
ArchiXは強固なセキュリティ基盤をご提供しますが、日々のアカウント管理やデータの取り扱いはお客様自身の運用にかかっています。本記事のチェックポイントを社内ガイドラインに取り入れ、Enterpriseプランのセキュリティ機能もあわせてご活用ください。
カスタマイズが可能なエンタープライズプランや、セキュリティチェックのご相談もサポートセンターにて、承っております。お気軽にご相談ください。